被災後の生活で、毎日寝起きをするという基本的な生活を営むためのグッズです。
備蓄という観点からコンパクトに収納できることも選定の重要なファクターですが、いざというときに誰でも簡単に利用できるシンプルな操作性もとても重要です。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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明るさ : 280ルーメン 単1電池を3本使用 |
明るさ:380ルーメン 単3形乾電池×6本 |
明るくて連続点灯時間の長いランタンならやはり単1電池を使うタイプが良いでしょう。
但し、汎用性の高い単3電池で使用出来る器具に統一して備蓄を簡素化するのなら、右側の単3電池仕様の掲載製品がおすすめです。
明るさについてはだいたい以下の感じだと思ってください。(勿論、主観的なものですが)
◎280ルーメンは12畳でなんとか作業できる程度
◎380ルーメンは16畳でなんとか作業できる程度
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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単1電池 6本 | 単3電池を単1電池にする 変換アダプター 4個セット |
単1電池はパワーがありますので、いざというときにはやはり頼り甲斐があります。しかし、パワーのある単1電池仕様の器具は使いたいが、備蓄する電池は単3に揃えたいという希望も多いことでしょう。そんな場合に便利なのが、右上注目商品の電池変換アダプターです。(もちろん価格的には単1電池をそのまま備蓄したほうが安上がりですが。)
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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出力は、AC100V最大1500W、純正弦波 電池容量:1056Wh |
出力は、AC100V最大2000W、純正弦波 電池容量:1264Wh |
携帯やスマートフォンの電池切れに備えて用意したいバッテリー。それだけならば乾電池から充電できる機器やモバイルバッテリーでも可能なのですが、パソコンのデータがすぐに必要な場合などはやはり100V電源が欲しいものです。
ポータブル電源は高容量電池と12Vや100Vに昇圧するインバーターを内蔵していますのでOA機器を短期間使用する程度であれば大変役に立つ製品です。
こういう災害用電源は常に満充電にして置かなければいざという時に役に立ちませんので、日常的に何かに利用しながら災害に備えるようにする工夫も必要です。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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お得な5個セット | 数が少なければこちら |
災害が冬期の場合は暖房が出来無くなりますので、なにかしら保温に役立つものが必要です。
このアルミ保温シートは収納時はとてもコンパクトなくせに保温力は高く、軽いので纏って行動するのにも邪魔になりません。対象人数分だけは用意して置きたいものです。広げると普通の毛布ぐらいの大きさですので体を覆うのには十分なサイズです。ただ、一度使用すると(写真のように)もう元の袋には入りませんので注意して下さい。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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高身長の方でも使いやすい、長さ195cmのロングタイプ | 厚み13cm極厚ボリューム 専用ポンプで約2分で膨らむ |
宿泊施設のある会社ならいざしらず、通常は布団などの寝具を防災用として備蓄するわけにはいかないと思います。冬期に限らず事務所の床の上で寝起きする事を考えると、せめてエアーマットぐらいは準備しておきたいものです。
息を吹き込んで膨らませるのは大変な労力が必要ですので、エアーマットと共にそれにふさわしい空気入れポンプを別に用意しましょう。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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大型の足踏み式ポンプ | 電動式のポンプ USB充電式なので満充電にすれば25分程度の連続使用が可能 |
足踏み式は電源の心配をしなくても良いので少ない数のエアーマットであれば問題はないと思いますが、枚数が多くなればやはり電動式のポンプの方がはるかに楽にできるでしょう。
電動式には100V商用電源用、DC12V車載電源用、USB充電式などが揃っていますが、先にあげたポータブル電源があるなら前二つのどちらでも利用可能です。最近は取り回しの良い充電式が主流になりつつあります。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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最低使用温度12度 | 快適使用温度0度 |
何かと大変な被災生活、心身ともに疲労困憊と言う状態にならないように、睡眠だけはしっかり取れるようにしたいものです。ソファの上で横になった程度では寒さも防げませんし、疲労もとれません。
寝具の備蓄としては、かさばらない上に防寒性に優れた寝袋をお勧めしますが、冬期であればエアーマットや毛布との併用がベストでしょう。
どの程度の耐寒性が必要か悩むことろですが、一般的な地方なら「使用温度12度」、寒冷地なら「使用温度0度」を目安にして所在地の気候を考えあわせて選ぶようにしましょう。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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サイズ:約140×200cm ポリエステル100% |
1枚ずつ真空パック梱包 10枚入セット |
避難生活で、これだけはどれだけ有っても困ることのない毛布。
敷布団や掛け布団代わりに、枕や膝掛け代わりに、頭からかぶって防災ずきん代わりに、病人やけが人をくるんで担架に乗せたり、とにかくなんにでも使える優れ物です。
ただ一般的な毛布はどうしても保管に嵩張りますので、備蓄用としては、真空包装タイプのものや薄いフリース地のものなどがお勧めです。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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貼らないタイプ | 貼るタイプ |
災害が真冬にきたら大変です。会社の暖房は殆ど止まってしまいますので、電気の復旧までは寒さに耐え忍ばねばなりません。そんなときに活躍するのが「使い捨てカイロ」。ほとんど一日中使えますが、最低5日分は備蓄したいものです。手指、足先など使い方に融通が利く「貼らないタイプ」と、動き回るのに効率的な「貼るタイプ」がありますので、出来れば両方共備蓄される事をおすすめします。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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やかんが上に置ける丸型ストーブ |
燃焼熱を電気に変えてファンを回すガスファンヒーター |
《長期保管がきいてコンパクトでストックしやすい燃料=カセットガスボンベ》を使用するストーブですので、きっと災害時の暖房として役立ってくれるものと思います。
但し以下の2点については注意が必要です。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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シンプルなものなら | 家庭科学習用程度のものなら |
災害には衣類が破れたりボタンが取れたりは当たり前。
裁縫道具は是非用意されることをお勧めします。
簡単なもので良いので、とにかく必要なものが揃っている物を選びましょう。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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大は小を兼ねる 10m×10mの大サイズ |
安くて使いやすい 3畳タイプ |
災害後のホームセンター等ですぐに品不足になるのが、実はこのブルーシート。
屋根の破損による雨漏れ防止や、割れてしまった窓ガラス部分に外から被せて風除けにしたり、事務所の床の上に敷いて横になれるコーナーを作ったりと、まさに大活躍の働きをしてくれます。
10m×10mの大サイズがお勧めですが、手軽に扱える2~3畳サイズの方が人気があるようです。
行楽用のレジャーシートには紐を通すためにハトメ穴が開いていないものもありますので、災害用としてはお薦めできません。
本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです