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会社や企業などの職場で災害に備える防災グッズ(防災用品)の検討に!

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職場と家庭との違いDifference between home

職場には防災についての責任がある

家庭の防災は基本的には自己責任

夜景

大きな災害がある度に「災害に備えよう」と防災意識が向上しても、しばらくすると忘れられてしまうのが世の常です。
一般家庭でも、常日頃から防災意識が高くて準備を怠らない家庭と、ほとんど何もしていない家庭がありますが、そういう意識の差がどれほど非常時に影響を及ぼすかは実際に災害が起きるまでは分からないのが普通です。
しかし、どのような結果になろうとも、家庭の防災は基本的には自己責任の範囲なのです。
例え防災準備を怠った為に大きな被害を被ったり、家族が辛い被災後生活を送らなくてはならないとしても、周囲からは、いわゆる「自業自得」という目でしか見られません。

職場の防災は管理者の管理責任

しかし、会社の場合は違います。
会社というものは、そこで働く人を時間的にも空間的にも拘束しているわけです。
この職場は災害時のリスクが高いなと思っても、本人が勝手に場所を移動したり休んだりは出来ないのですから、やはり本人の自己責任ではなく職場管理者の管理責任と捉えるべきでしょう。


防災対象人数を想定しにくい

家庭なら家族数が対象になる

人々

防災グッズを準備する時に重要なのは、なにを準備するかということと、どれだけ準備するかということです。
「どれだけ」とは、防災を考える対象人数を何人に設定するかということです。
一般家庭なら、当然、同居している家族数ということになるでしょう。(災害時に帰宅できない家族もいるはずだから、その分は用意しなくてもいいだろうとか、避難してくる人の為にその分余計に備蓄しておこうなどとは考えません。)

実際に何人が会社に残るのかは想定し難い

キーボード

会社の防災対象人数を職場構成員全員で考えておけば間違いはないのですが、帰宅可能者の大半は帰宅するだろうと思われる場合は過剰ストックということになります。
帰宅が可能かどうかも災害の規模や方角、時間等によって変わりますので、実際に災害が起きてみないと帰宅人数の予測には難しいものがあります。
さらに、被災後も業務上必要な職場待機人数を想定しようとしても、その時々の忙しさの度合いは違うはずですので、この予測も一筋縄にはいきません。



職場には生活日用品は常備されていない

家庭には生活に必要な物は備わっている

ベッド

家庭の場合の備蓄を考える場合は、日常の生活用品については考える必要は有りません。つまり家庭に常備されているものは敢えて備蓄を検討する必要はないのです。
例えば、寝具や衣類がそうですし、食料だってある程度のストックはあるはずです。大工道具や救急医薬品、調理用具や洗面用品だってそうですね。
つまり家庭では、日常用品以外に必要な防災グッズを考えれば良いだけなのです。


会社には生活日用品は常備されていない

職場

ところが、会社には基本的には生活用品というものはないのが普通です。
それは簡単な救急医薬品やお茶を飲む程度の台所用品はあるかもしれませんが、寝具や着替え、洗面用品などはありません。
会社での防災を考える場合は、実際の被災後生活のあらゆる情景を考えて準備しなくてはなりません。





本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです


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