震災による津波、倒壊、延焼などで建物が使用不能となる事無く、被災後も生活できる環境を想定します。
被災後の混乱した交通事情等により、帰宅したくても帰宅するのが困難である場合もさることながら、業務上の理由で、会社に一定の人数を従事又は待機させる必要がある場合も考えられます。
阪神・淡路大震災規模の災害を想定しています。
この災害の概要についてはこちらをご覧下さい。
勿論これ以上の災害が起こらないわけでは有りませんが、近年の大災害で、復旧までの道のりがある程度判明している災害というのが想定理由です。
「いつライフラインが復旧するかの想定」は次項によりますが、会社は本格的に被災後の生活を送る拠点ではありません。やはり家族と共に、避難所なり自宅なりで生活するのが一番でしょう。
会社は一時的な避難生活拠点ですので、電気が復旧し食糧援助などが本格化するだろうと思われる被災後5日間を乗り切る為の備蓄を確保することに主眼をおきます。
実際のケースでは個々に条件が異なりますので、適宜ご判断の上、実態に合わせて想定期間を定めて頂きたく思います。
詳しくは「災害備蓄品マニュアル・災害後のライフライン復旧は」を御覧ください。
本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです