本文へスキップ

会社や企業などの職場で災害に備える防災グッズ(防災用品)の検討に!

広告上区切り線 広告下区切り線

防災グッズの収納場所について

スペースの確保

場所をとらない縦型収納

防災グッズを準備するためにまず必要なのは、揃えた品物を保管しておくためのスペースの確保です。
売上や利益につながる商品の保管では、当初より倉庫や保管棚などが用意されているものですが、防災グッズの収納場所というものは建物の利用当初には全く想定されていない事が多いと思います。
ですから、保管スペースを考えずに商品を購入してしまうと、結局は置き場に困り、購入したダンボールを開封もせずにそのままオフィスの片隅に積み上げてしまう事になります。それではいざという時に必要なものを必要な時に取り出すことはできませんね。
ですから、まずは保管スペースを確保することから初めます。
とはいっても中々そんなに広いスペースを確保するのは難しいと思いますので、できるだけ面積をとらない縦型収納をおすすめします。
下記のような収納ラックやパイプ棚などを利用して(もちろん地震で転倒などしないように補強もして)予め収納場所を確保してください。そして、そこに収まるような分量を意識して購入計画をたてるようにしましょう。

 注意  参考商品  参考商品
 
  • 収納物の重さと大きさから選ぶ
  • 転倒防止のために別途L型金具などで壁に固定
 棚板 (幅86 奥行42)5段
幅120×奥行45×高さ180cm 5段

個人個人で管理する分散収納も

もし、収納スペースの確保が難しいようなら、職場の構成員それぞれのデスク周りやロッカー周りで保管する分散収納を検討してみて下さい。全員のものを一箇所に集めて保管するとなるとそれなりのスペースが必要になるのですが、分散してしまえば各人の負担はそれほどではないものです。


管理しやすいレイアウト

必要なものをすぐに取り出せること

災害時はだれしも気が動転してしまい的確な判断や動きができなくなります。
そんなときであっても、必要なものをすぐに取り出せるように管理しておかなくてはなりません。
例えば、誰かが家具の下敷きになり、それをバールを使って救出しようとしても、肝心のバールの在り処をだれも知らなかったとしたらなんにもなりません。
このサイトで区分けしているように、それが救出用のアイテムならそれらをひとまとめにして配置しておくことが必要ですし、普段から目につくようにしておくことも大事です。
購入当時の梱包のまま積み上げておくような事ではいざという時に対応できません。

だれもが目につく場所に

防災担当者や実際に商品を購入した人はどんなものが何処にあるかは大体知っているものですが、災害発生時にその当人がそこに居ないという事態も当然考えられます。担当者がいなくても誰もが準備してある防災グッズを使うことができるようになっていなければ、せっかくの防災グッズも宝の持ち腐れです。
ですから、誰もが目につく場所に保管しておくことはとても重要なことなのです。





本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです


トップに戻るボタン

広告上の区切り線