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会社や企業などの職場で災害に備える防災グッズ(防災用品)の検討に!

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防災グッズの使用期限について

使用期限を明確にして保管

箱や保管場所に明記する

防災グッズには必ず使用できる期限というものが有ります。
食品等の場合は賞味期限がそれにあたりますが、食品以外でも医薬品などには使用期限が商品に明記されています。
しかし、商品には書かれていても、このような【いざという場合の保管品】では、実際に必要となるときが来るまでは誰も気にもとめません。そして肝心な時には期限切れで使えないという事態にもなります。
それを防ぐためには、保管箱や保管棚などの目立つところに、必ず使用期限を明記する事が重要なのです。


保管台帳で毎年管理する

保管場所や箱に明記する事は、そのアイテムが使用できるのかどうかの判定には役立ちますが、計画的な更新管理には役立ちません。やはり管理台帳を作って定期的に使用期限の管理をする必要があります。
もちろん紙の台帳でも結構ですが、Excelなどの表計算ソフトのほうが管理はし易い事と思いますので、本サイトで提供しているチェックリストを変更するなどしてご利用いただければ簡単かと思います。


使用期限の短いものはローリングストックで

特に食べ物、飲み物は注意

水や食料品などの使用期限(=賞味期限)が短いものについては、こまめな更新作業が必要です。
こういうアイテムについては期限ギリギリまで保管しておいて、それから買い換えるよりも、定期的に購入-備蓄-消費を繰り返す「ローリングストック」が向いています。
例えば飲料水などは毎日使うものですので、保管してあるものを使いながら、減った分だけ補充を繰り返すというやり方です。最近流行りの「ウォーターサーバー」などを利用して備蓄用分を少し多めに発注しておけば自然にローリングストックされていることにもなります。
ローリングストックについての詳しいことは「災害備蓄品マニュアル | ローリングストック(循環備蓄)のすすめ」を御覧ください。

備蓄品の更新は毎年の習慣に

備蓄品の更新作業は売上や利益につながるものではないので、ついつい忘れられがちになります。
そこで、使用期限が迫ったものがない場合は(更新をしないでも良いわけですから)その年は何もしないという事にもなります。
しかし、家庭と違って防災担当者がずっと固定しているわけでもない職場の場合、一年更新作業を飛ばしてしまうと、もうそのまま放ったらかしにになってしまうことが多いのです。
人事異動が多い職場の場合はなおのこと、たとえその年に期限切れのものがなくても、無理やりローリングストックで更新作業をしたほうが良いと思います。
つまり、備蓄用食料の期限がまだ1年以上ある場合でも新しいものを購入して入れ替えするのです。要らなくなった分は職場の人たちで分配して家庭に持ち帰って貰えばよいわけですから。





本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです


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